ドイツで、バレンタイン・デーというのはよく「Tag der Liebe」(日本語で、「愛の日」)、または「Tag der Liebenden」(「恋人の日」)と呼ばれています。
ですので、今日の諺の時間は「愛」に関する諺と表現についてです


Liebe macht blind.

恋は盲目。

相手の良い所ばかりが目に映り、悪いところが見えなくなるばかりです。

Alte Liebe rostet nicht.

過去の愛は錆びつかない。

諺どおりですね(笑;

Liebe und Verstand gehen selten Hand in Hand.

恋愛と思慮が一緒にゆくことはまれだ。

日本語にある「恋は思案の外」という諺と同じです。

Liebe geht durch den Magen.

愛は胃を通る。

料理上手に人は惚れる。
確かに、日本のバレンタイン・デーを見ると、納得できますよね!

Von Luft und Liebe leben.

愛と空気だけで生活すること。

日常語的な表現として、よく「Kind, du kannst doch nicht nur von Luft und Liebe leben!」みたいな感じで心配している両親が使います。意味は、「愛だけでは生活ができない。お金がないと、食事でもできない。」

Wo die Liebe hinfällt...

愛が落ちた所・・・

「あの二人、全然お似合いじゃないだろう~ まぁ、仕方ないなぁ」みたいな感じで使っています。
などなどありまーす♪
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お待たせいたしましたー!♪
今日はまた新しい、辞書に絶対書かれてない言葉を紹介したいと思います。

「今日の一言」は、仕事関係の言葉です。というより、仕事でのコミュニケーションの仕方に関する表現です。今回紹介したいのは…
Flurfunkという言葉です。
直接ドイツ語から日本語に翻訳すれば、「廊下の無線」になります。さて、
Flurfunkとはどういう意味でしょうか?
きちんと理解できるように、ドイツの事務所についての説明が必要だと思います。日本と比べて、ドイツの事務所はちょっと違いますよね。日本みたいに共通に使われている部屋よりかっちり仕切られた個人室の方が多いです。というわけで、コミュニケーションを取れる場所は二つしかありません。一つは、食堂(ドイツ語で「Kantine」)で、もう一つは、「Flur」です。こういう所で、お互いに情報を交換したり、うわさ話をしたりする場所になっています。
ですが!二人での内緒話はできません。偶然に通りがかった人も簡単に聞こえるし、ドアが開いていたら部屋にいる人にも聞こえますから。こういうわけで、事務所コミュニケーションの大事な方法の一つらしいです。
大体ドイツ語の前置詞「über」と一緒に使われます。例えば、「Wo hast du denn das her?」 - 「Das hab ich über den Flurfunk gehört!」みたいな感じで。
(ちなみに、
ある調査によるとドイツ人職員の中の3人の2人は、「大事な情報は上司からじゃなくて、Flurfunkで聞いた!」と答えたそうです。)
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皆さん、今週の週末はどんな予定ですか?お暇ですか?まだ予定がなかったら、是非こちらのドイツに関するイベントおススメをご覧下さい♪
美術に興味を持ってる方には、栃木県立美術館の「
ズィビレ・ベルゲマン展」がおススメです。ズィビレ・ベルゲマンは非常に注目されている現代ドイツ人写真家のひとりです。1941年ベルリンに生まれて、分断されたドイツの様々な顔を撮っていました。ベルゲマンさんの写真は色々な種類があって、様々な分野と接しています:ファッション、ルポルタージュ、エッセー、景色、街並み、肖像などなど。現在栃木県立美術館で見られるのは、「哀愁のベルリン―分断されたドイツを生きた女性写真家の軌跡」をテーマにした写真展です。
"Mich interessiert der Rand der Welt, nicht die Mitte.
Das Nichtaustauschbare ist für mich von Belang.
Wenn etwas nicht ganz stimmt in den Gesichtern
oder Landschaften..." (Sibylle Bergmann)ズィビレ・ベルゲマン展哀愁のベルリン―分断されたドイツを生きた女性写真家の軌跡
日時:2011年1月22日(土)-2011年3月21日(月・祝)
〒320-0043 栃木県宇都宮市桜4-2-7
詳細は
栃木県立美術館公式ホームページまで。
今週の日曜日(2月6日)まで三菱一号館美術館で開催されている「
旅する「青騎士」・ミュンヘン市立レンバッハハウス美術館の所蔵品の展示」もおススメです。革新芸術家集団「青騎士」創設者として現代美術の展開に凄く影響を与えたマルクとカンディンスキーの作品に興味があれば、是非見に行ってみて下さい。
„Wir werden aber nicht müde werden, es zu sagen,
und noch weniger müde, die neuen Ideen auszusprechen
und die neuen Bilder zu zeigen, bis der Tag kommt,
wo wir unseren Ideen auf der Landstraße begegnen."
(Der Blaue Reiter Almanach)旅する「青騎士」ミュンヘン市立レンバッハハウス美術館の所蔵品の展示
日時:2010年11月23日(火・祝)- 2011年2月6日(日)
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
詳細は
三菱一号館美術館公式ホームページまで。
最後は、現代のドイツ音楽に興味を持っている方におススメでーす。2月3日に東京ドイツ文化センターで開催されたパネルディスカッションの次は、ドイツのテクノDJ、
Sven Väthが今週の土曜日、渋谷Wombで「30 Years Deejay Celebration」というライブをやります!
「… ファンタジーとアイディアに溢れた曲、騒ぎたくなって恋に
おちる曲、一緒に合わせて歌いたくなる曲、心と魂の曲がある。
でも、それは歌が入っていないインストルメンタルの曲についてもいえる。
コンピュータで作曲されようが、「手」で作られようが、それは関係ない。
ここでいう曲とは、切望され、溢れ出る自由を与える音像を
もった曲たちのことであるから。」 (Sven Väth)(続きはWOMBの公式ホームページで読めます:
30 Years on the Decks!(...from a DJ's mind)。)
Sven Väth30 Years Deejay Celebration World Tour
渋谷WOMB
日時:2011年2月5日 23:00
〒150-0044 東京都渋谷区円山町2-16 1F
詳細は
渋谷WOMB公式ホームページまで。
では、皆さん、良い週末を!
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おはようございま~す!♪ Heute ist wieder Zeit für "Ein Wörtchen jeden Tag"! さて、「今日の一言」はなんでしょうか?

今日の紹介したいドイツ語の表現は、「
Hotel Mama」です。
皆さん、聞いたことありますか?
「Hotel Mama」というのは、就職しているのに、まだ両親と一緒に暮らししてる人に対して使っている表現です。なぜ「ホテル」を使っているのでしょうか?これは、お母さんが洗濯したり料理したりしてくれますので、子供にとってホテルのように便利だからです。
よく「wohnen」の動詞と一緒に使われます。例えば、「Ach, der wohnt immer noch im Hotel Mama?」(日本語で、「えー?彼はまだホテル・ママに住んでいるのかよ?」)みたいな感じで、少し非難や皮肉を込めています。
就職しているのに自立できない若者の問題は、日本語なら、「パラサイト・シングル」という表現がありますよね。基本的に同じ事を意味しています。ところが、視点だけはちょっと違います。
日本語の「パラサイト・シングル」なら、両親と一緒に住んでいる子供の方が悪いということが強く伝わりますよね(「パラサイト」として暮らししていることなので)。ですが、ドイツ語の方はお母さんが子供に甘いところを注目しています。お母さんが色々なことをやってくれますので、もちろん両親の家から出たくないという感じになります。ドイツでも、なかなか自立できない子供の方が悪いと思われていますが、「Hotel Mama」の表現には子供より両親(というよりお母さん)が注目されています。
面白いことに、「Hotel Mama」という問題はドイツなら大体男性に関する問題だと言われています。そして、最近どんどん注目されていますので、色々な相談の本やテレビ番組が作られています。これらの目的は: Schluss mit Hotel Mama!(「ホテル・ママを閉めよう!」)です。
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今日もドイツ語の諺を紹介したいと思います♪
さて、犬と猫の次は、どんなテーマになるのでしょうか?
今回は…
鳥に関する諺でーす。

Der frühe Vogel fängt den Wurm.

早起きの鳥が虫を捕える。

日本にある「早起きは三文の徳」という諺と同じ♪
よく両親に言われた言葉ですので、返信として「Der frühe Vogel kann mich mal」(日本語で、「早起きの鳥なんてどうでもいいよ!」という言葉が若者に使われます(笑;

Lieber den Spatz in der Hand als die Taube auf dem Dach.

手の中の雀は、屋根の上にいる鳩よりもよい。

遠くにあるよいものより、近くにある手ごろなもののほうがよい。

Was dem einen seine Eule, ist dem anderen sein Nachtigall.

ある人のフクロウは他の人の小夜鳴鶯(ナイチンゲール)。

ある人の喜びは他の人の苦しみ。
意味は「Des einen Freud, des anderen Leid」という諺と同じですが、これよりあまり使われないと思います。

Ein Adler fängt keine Fliegen.

鷲は蝿を追わない。

すごい人は小物を相手にしない。

Eine Krähe hackt der anderen kein Auge aus.

カラスはほかのカラスの目をつついたりはしない。

仲間同士はかばい合う,武士は相身互い。

Eine Schwalbe macht noch keinen Sommer.

燕一羽で夏にはならぬ。(燕を一羽見ただけで春が来たと思うな。)

さい先がいいなどと早合点するな。
そう言えば、そろそろ夏になってほしいなぁ~
皆さん、寒い毎日お体に充分気を付けてくださいね♪
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おはようございまーす!♪
皆さん、お元気ですかー?
今日からは「今日の一言♪ Ein Wörtchen jeden Tag♪」というブログシリーズを始めて、たまに辞書で見つからないドイツ語の単語と表現を紹介したいと思います。

さて、皆さん、今朝、テレビを見ましたか?「めざましテレビ」や「おはよう日本」など、早朝から朝にかけて放送される朝の情報番組が色々ありますよね。もちろん、ドイツにもたくさんありますが… ドイツ語ではどう言うのでしょうか?
大体朝6時から10時までドイツのテレビで放送される番組は、「
Frühstücksfernsehen」と言います。普通に朝ご飯を食べながら見ている番組だからですかな~?
現在ドイツのテレビで放送される朝番組は、「
ARD-Morgenmagazin]や「
ZDF-Morgenmagazin」、「
Sat1 Frühstücksfernsehen」や「Frühcafe」(BerlinやHamburgのローカル番組)などなどあります。内容はニュースや生活アドバイスなど、様々な日常生活をテーマにしています。
では、もし機会があれば、是非見て下さいね~♪
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