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びっくりするドイツ語~語源シリーズ②☆Kleine Wortherkunftskunde Teil 2 :: 2010/11/12(Fri)

                        

皆さん、おはようございます!よく寝ましたか?悪夢は見ませんでしたか?

「悪夢」というのは、ドイツ語でどう言うか知っていますか?


Albtraumという言葉です。

日本語の言葉を見れば、「悪夢」の意味は見た目で分かりますよね。「悪」と「夢」の文字で、「悪い夢」という意味が簡単に表されています。

そう思えば、ドイツ語の「Albtraum」はどうでしょうか?
(もしかして・・・ Alpenと関係がありますか??)

実は、ドイツ語の「Albtraum」の場合はちょっと違います。
というより、「Alb」というのは、どういう意味でしょうか?何か思いつきますか?

Albという言葉は聞いたことないかもしれないですね。
現在は、メルヘンと古い伝説以外では、全然使ってない言葉ですから。

それでも、どういう意味でしょうか?

簡単に説明すれば、Albというのは人間に似た外見を持つ小さい生き物です。英語にもある「エルフ」みたいなイメージです。ドイツ語でも、「Elf」という言葉がありますが、昔はElfよりAlbのほうを使ったらしいです(というより、Albの言葉はElfの語源と言われています)。

では、悪夢との関係はなんでしょうか?

先週、紹介した「Hexenschuss」みたいな感じで、中世時代の人々の考え方から生まれた言葉です。

中世時代に人々が信じたのは、もし悪夢を見たら、それは胸の上に座っているAlbのせいだということです。座っているAlbの重さで、嫌な夢を見るようになってしまいます。こういうイメージから、Albtraum以外では、「Albdruck」(エルフの圧力)という表現もあります。

こんな風にして、中世時代から現在まで使っている言葉ができたんですね。言葉というのは、本当に不思議なものですね!

                        

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