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(財)日独協会 事務局Blog





ドイツ語講師インタビュー Susanne Kobayashi先生 :: 2018/10/10(Wed)

Frau Kobayashi

出身地
ノルトラインウェストファーレン州、ルール地方のシュプロックヘーフェルという街出身です。ウッパタールの近くです。23才くらいまでそこに住んでいました。地元のRuhrakademie(ルールアカデミー /芸術学校)で、Kommunikationsdesign(グラフィックデザインなど)を学びました。
ドイツ語を教えはじめたきっかけ:2012年に日本に来てからしばらくは、フリーランスでグラフィックデザインの仕事をしていましたが、家で一人仕事するより、人と関わる仕事をしようと考えて、ドイツ語を教えるようになりました。今まで語学学校や日独協会で教えています。

休日の過ごし方
散歩が好きです。東京にはいろいろな雰囲気の場所があります。地図を持たずに歩くといろいろな発見があります。鎌倉で海の近くを歩くのも良いですし、外国ではロンドンを歩くのが好きです。

好きな食べ物
Kartoffeln mit Quarkといって、ゆでたジャガイモにクワルクソースをかけたものです。でも日本だとクワルクが手に入りにくいですから、ドイツに帰った時にしか食べられません。
日本食では天ぷら!具材はなんでも。。揚げてあれば。

語学の学習で重要だと思うこと
Viel Sprechen! 外国に行ったら必ずまず話さなくてはいけません。間違っても良いのでどんどんしゃべることが大事です。私の授業では必ず最初に皆さんに先週あったことを話してもらいます。私も話します。皆が話すことによって、同じ立場に立てるように思いますし、間違えることを恐れるより、伝えることに気持ちが向くようになると思います。

ドイツ語のおもしろいところ
Kompositumですね。言葉と言葉がつながってどんどん長い複合語が作れるのが面白いです。
Donaudampfschiffahrtselektrizitätenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaftとか。
(ドナウ汽船電気事業本工場工事部門下級官吏組合)

日本語学習
ボランティアによる日本語講座に通ってます。また語学交換(タンデム)もやっていて、パートナーと一緒に公園に行ったり映画や展覧会を観たり、いろいろなことを話して一緒に楽しく学んでいます。

日独協会の印象
日独協会は、アットホームであたたかい雰囲気があります。一人ひとりの生徒に、気を配っている感じがありますね。

日独の違いから思うこと
日本で感じるのは、すごく守られている感じがあること。例えば、工事現場では、通行人に注意を促すための声掛けをする係りの人がいますが、ドイツでは工事現場は囲いがしてあるだけです。ドイツでは電車の扉も自分で開閉します。もちろんいろいろな事情があると思うのですが、日本の、たまに「守られすぎている」と感じるほど配慮がある部分と、自己責任で行われる部分の多いドイツのちょうど真ん中くらいになるとよいのかな、と思います。

ドイツ語学習者に一言!
Alles Schritt für Schritt! なんでも一歩一歩! そしてDer erste Schritt ist immer schwer! 最初の一歩がいつも一番大変です。踏み出しましょう!

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  1. ドイツ語講師