FC2ブログ

(財)日独協会 事務局Blog





ドイツ語講師インタビュー Makoto Takase先生 :: 2018/10/12(Fri)

Herr Takase
ドイツ語との出会い
子供のころからクラシック音楽が好きで、お小遣いでレコードを買っていました。中学生になって手に入れたのがベートーベンの第9のレコード。この曲の合唱部分を原語で理解したいと思い、中学2年生の4月からNHKラジオ講座を聞き始めたんですが、1か月で挫折してしまいました。1年後に再挑戦したのですが、今度は受験勉強に本腰を入れる時期になり、続けられず。。高校生になってから、晴れて再チャレンジし、やっと1年間ラジオ講座を聴き続けることができました。

ドイツ語の道を邁進
高校2年生の時に、他の人にできなくて自分にできることがドイツ語だと気づいて、「将来はドイツ語で飯が食えるようになりたい」と思うようになりました。大学もドイツ語で受験することにして予備校に通ったのですが、予備校のクラスにはドイツ語好きが集まっていて、刺激を受けました。その時教わった横溝節男先生からは、文法のとらえ方を学びました。自分がもっとも影響を受けた人物の一人です。教授陣の良さから学習院大学独文科に進みました。

教師として
高校と大学のドイツ語教員資格を持っています。大学時代に、教育実習で学習院高等科の生徒の前で初めて授業を行いましたが、緊張しすぎて、、、黒板とだけ会話していたのを覚えています。経験を積むうちにいつの間にか緊張しなくなりました。今は高校と大学、そして日独協会で教えています。日独協会の生徒さんは社会人の方が多く、ご自身で「ドイツ語をやろう」と決めて通われているのでモチベーションがとても高い。ここで教えるのは僕自身にとっても、大変良い経験になっています。

語学の学習で大事なこと
細々とでもよいのでコツコツ続けること。
また、原書を読む際には精読も大事ですが、辞書なしで最後まで読み切ってみることも大事です。僕も様々な文章を読みました。長い「ファウスト」のような作品は、裏技ですが、演劇(G. Gründgens版)の録音を聞きながらテキストを目で追っていくというやり方で読破しました。

ドイツ語の面白いところ
文法構造です。全部とは言いませんが、ほとんどのことは理屈で説明がつきます。

趣味とリラックスタイム
音楽、オペラ、バレエについては、一晩中でも語れます。自分ではリコーダーを演奏します。最近は都合がつかず通えていないのですが、プロの演奏家に個人レッスンを受けています。先生の指示通り音を出しているつもりでも、後から録音を聞くと先生の音と全く違う。よく「出した音に責任を持ちなさい」と言われるのですが、音は瞬間瞬間で消えていくからこそ、本当に大事なことだと感じます。
リラックスタイムは、コーヒーをいれる時です。月に最低2回は石神井にあるお気に入りのコーヒー専門店で豆を買い、自宅で挽いてドリップ式でいれて、ブラックで飲んでいます。

ドイツから日本に紹介したいこと
ドイツでは日常生活の隣に芸術がさりげなくあるので、肩肘はらずに自由に芸術を楽しめるところでしょうか。接しようとすれば気軽に芸術に触れることができる、という感じがとっても良いと思いますね。

ドイツ語学習者に一言
私の恩師の言葉を紹介します。「言葉の学習は漢方と同様。即効性はなくとも、続けていればジワジワと効いてきます。」
気軽に、頑張りましょう!
スポンサーサイト
  1. ドイツ語講師