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(財)日独協会 事務局Blog





諺の時間その⑤ / Zeit fuer Sprichwoerter Teil 5 :: 2011/02/01(Tue)

                              

今日もドイツ語の諺を紹介したいと思います♪
さて、犬と猫の次は、どんなテーマになるのでしょうか?

今回は… に関する諺でーす。

 Der frühe Vogel fängt den Wurm.
 早起きの鳥が虫を捕える。
 日本にある「早起きは三文の徳」という諺と同じ♪

よく両親に言われた言葉ですので、返信として「Der frühe Vogel kann mich mal」(日本語で、「早起きの鳥なんてどうでもいいよ!」という言葉が若者に使われます(笑;

 Lieber den Spatz in der Hand als die Taube auf dem Dach.
 手の中の雀は、屋根の上にいる鳩よりもよい。
 遠くにあるよいものより、近くにある手ごろなもののほうがよい。

 Was dem einen seine Eule, ist dem anderen sein Nachtigall.
 ある人のフクロウは他の人の小夜鳴鶯(ナイチンゲール)。
 ある人の喜びは他の人の苦しみ。

意味は「Des einen Freud, des anderen Leid」という諺と同じですが、これよりあまり使われないと思います。

 Ein Adler fängt keine Fliegen.
 鷲は蝿を追わない。
 すごい人は小物を相手にしない。

 Eine Krähe hackt der anderen kein Auge aus.
 カラスはほかのカラスの目をつついたりはしない。
 仲間同士はかばい合う,武士は相身互い。

 Eine Schwalbe macht noch keinen Sommer.
 燕一羽で夏にはならぬ。(燕を一羽見ただけで春が来たと思うな。)
 さい先がいいなどと早合点するな。

そう言えば、そろそろ夏になってほしいなぁ~
皆さん、寒い毎日お体に充分気を付けてくださいね♪

                              

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諺の時間その④ / Zeit fuer Sprichwoerter Teil 4 :: 2011/01/18(Tue)

久しぶりですね~ 今日はまた「諺の時間」です!♪

今回少し紹介したいと思うのは… 数字にまつわる諺と慣用句です。
では、auf drei geht's los! (三つ数えたら始まりま~す!)
 …  … 

 Aller guten Dinge sind drei.
 いい事はいつも三つまとめて起きる。
 同時に三つの良い事があるとき、こういう表現を使いますが… なぜ「3度」という表現になるのでしょうか?

これは、「Dinge」という言葉の歴史と関係があります。というのも、この「Dinge」は「物」という意味ではなくて、ゲルマン人が使った法律的な言葉なんです!その「Dinge」は「裁判」という意味でした。

では、なぜ「いい事はいつも三つまとめて起きる」んでしょうか?!

それは、被告人が三回裁判に来なかったら、いなくても裁判ができるからです。つまり、自動的に原告側の勝ちになるということです!なるほどね!

 Wenn Zwei sich streiten, freut sich der Dritte.
 二人が喧嘩すれば三人目が得をする。(漁夫の利)
 諺とおりですね(笑)

 Das fünfte Rad am Wagen sein.
 車体の五つ目の車輪。
 不要な物ということ。

一般的な使い方は、「Ich fühl mich wie das fünfte Rad am Wagen」みたいな感じです。

 Zwei Dumme, ein Gedanke.
 二人の愚か者、一つの考え。
 友達同士、よく同時に同じ事を考える(言う)ときに使っている表現です。

 Einmal ist keinmal.
 1回は数に入らない。
 一回だけやっても意味がない(つまり「続けないと意味がない」)。

確かに、例えば勉強は一回やっただけでは、全然できるようになるわけじゃないですよね。(残念ですけどね~ 一回勉強するだけで全部の日本語の漢字を覚えられたら嬉しいのに 汗)

では、「諺の時間」は今度も続くと思いますので、これからもよろしくね♪
  1. ドイツ語
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びっくりするドイツ語~語源シリーズ③☆Kleine Wortherkunftskunde Teil 3 :: 2010/12/27(Mon)

                        

皆さん、今晩は!お元気ですか?
もうクリスマスが終わってしまいましたよね。今朝、池袋にあったイルミネーションがなくなったことで、気付きました 汗 皆さん、クリスマスはどう過ごしましたか? いっぱいクリスマスのお菓子を食べられたらよかったですね♪

クリスマスが終わると… もうすぐ年末というよりお正月ですよね。
ドイツ語で言えば、「Silvester」(12月31日)と「Neujahr」(1月1日)という日々が近づいています。

そういうわけで、「Frohe Weihnachten」より、今ドイツで一番よく使っている挨拶は「Guten Rutsch!」です。日本語に翻訳すれば、「よく滑って転んで!」になりますが、意味は「良いお年を!」と同じです)。

でも、なぜ「Guten Rutsch!」という言葉を使っているのでしょうか?
もしかして、年末はドイツに雪も氷も多いから、人がお互いに新しい年へよく滑り転がれるように願っていますか?

これはちょっと違います。実は、「rutschen」という単語の歴史と関係があります。
昔(約100年ぐらい前)「rutschen」という言葉は「滑って転ぶ」だけじゃなく、「旅する」という意味も持っていました。ですので、「Guten Rutsch!」という挨拶は年末だけ使われるのではなくて、旅する人に挨拶するときはいつでも「良い旅を!」という意味で、「Guten Rutsch!」を使いました。(今の「Gute Reise!」 と同じですね。)

現在、「rutschen」という単語にはこの意味はなくなりました。しかし、年末の時期、「Guten Rutsch」の表現はまだ、「新年へ良い旅を」という意味で使われています。

では、日独協会のブログを読んでいただいている皆様へ

良いお年を! ☆ Einen guten Rutsch ins neue Jahr!

                        
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びっくりするドイツ語~語源シリーズ②☆Kleine Wortherkunftskunde Teil 2 :: 2010/11/12(Fri)

                        

皆さん、おはようございます!よく寝ましたか?悪夢は見ませんでしたか?

「悪夢」というのは、ドイツ語でどう言うか知っていますか?


Albtraumという言葉です。

日本語の言葉を見れば、「悪夢」の意味は見た目で分かりますよね。「悪」と「夢」の文字で、「悪い夢」という意味が簡単に表されています。

そう思えば、ドイツ語の「Albtraum」はどうでしょうか?
(もしかして・・・ Alpenと関係がありますか??)

実は、ドイツ語の「Albtraum」の場合はちょっと違います。
というより、「Alb」というのは、どういう意味でしょうか?何か思いつきますか?

Albという言葉は聞いたことないかもしれないですね。
現在は、メルヘンと古い伝説以外では、全然使ってない言葉ですから。

それでも、どういう意味でしょうか?

簡単に説明すれば、Albというのは人間に似た外見を持つ小さい生き物です。英語にもある「エルフ」みたいなイメージです。ドイツ語でも、「Elf」という言葉がありますが、昔はElfよりAlbのほうを使ったらしいです(というより、Albの言葉はElfの語源と言われています)。

では、悪夢との関係はなんでしょうか?

先週、紹介した「Hexenschuss」みたいな感じで、中世時代の人々の考え方から生まれた言葉です。

中世時代に人々が信じたのは、もし悪夢を見たら、それは胸の上に座っているAlbのせいだということです。座っているAlbの重さで、嫌な夢を見るようになってしまいます。こういうイメージから、Albtraum以外では、「Albdruck」(エルフの圧力)という表現もあります。

こんな風にして、中世時代から現在まで使っている言葉ができたんですね。言葉というのは、本当に不思議なものですね!

                        

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びっくりするドイツ語~語源シリーズ☆Kleine Wortherkunftskunde :: 2010/11/05(Fri)

Den heutigen Beitrag gibt es nur auf Japanisch, da er sich mit der deutschen Sprache befasst und für Muttersprachler vermutlich eher uninteressant wäre

                        

今回は、昨日のハローウィーンの話で思い浮かんだ言葉を紹介したいと思います。皆さん、「Hexenschuss」というドイツの言葉を知っていますか?(笑)

日本語に翻訳すれば、「魔女の一撃」となりますが、どういう意味でしょうか?

① お菓子の名前?
② カーニバルの紋章?
③ 腰痛?

正解は・・・





3番です。

腰痛は、ドイツ語でよく「Hexenschuss」と言います。中世時代から使われる表現らしいですが・・・ なぜ「魔女の一撃」という表現が腰痛と関係あるのでしょうか?

実は、「Hexenschuss」という言葉は、ただの腰痛じゃなく、「急に出てくる腰痛」という意味です。つまり、日本語でぎっくり腰みたいな感じですね。中世時代から、この急に背中から足まで感じられる痛みは「魔女の一撃」が原因だと人々は思っていました。このイメージで、昔から「Hexenschuss」と呼ばれるようになりました。

面白いですね! これから時々、こんな感じでドイツ語の語源について説明したいと思います

では、またね♪良い週末を~!
 
                        

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